低インシュリンダイエット
食べ物を食べると血液中のブドウ糖の濃度、いわゆる血糖値が上がります。
すると、すい臓からインシュリンというホルモンが分泌され、血糖値を下げようと働きます。
インシュリンは糖と結びつき、糖をエネルギー源として各細胞に送り込みます。
しかし、細胞がエネルギーを必要としていない時は、
インシュリンは、余分な糖をトリグリセリドとして脂肪細胞に蓄えます。
この状態が続くと、肥満体質になるわけです。
血糖値を上昇させるのは炭水化物(糖)です。
したがって、炭水化物(糖)の摂取量を減らすことで、インシュリンの分泌量を減らせば、
脂肪が蓄積されることも少なくなると考えられます。
この血糖値に関わるインシュリンの働きに注目した方法が、低インシュリンダイエットです。
低インシュリンダイエットをする際の目安がGI(グリセミック・インデックス)という値です。
GI(グリセミック・インデックス)値とは、
炭水化物(糖)が血糖値をあげるスピードを測定したものです。
このGI値の高いものを食べると血糖値が急上昇し、
インシュリンが大量に分泌され、その結果太ると考えられています。
逆に、GI値の低いものを食べれば血糖値は急激に上昇せず、
インシュリンの分泌量も少なく、脂肪も蓄積されにくいと考えれています。
【低インシュリンダイエットの方法】
低インシュリンダイエットは、食事のときGI値が60以下のものを選んで食べます。
高GI値の炭水化物の穀物や糖類を低GI値のものに替えれば、
食事量はとくに制限する必要はありません。
したがって、低インシュリンダイエットは空腹感を感じることもなく、
リバウンドの心配もない方法とされています。
しかし、このGI値は食品種類、一緒に食べるもの、噛む回数、人種差、個体差があるために
正しいデータを取ることが非常に難しいとされています。
また、GI値の低い食品を食べて血糖値を抑える事と肥満抑制には
相関関係があまり無いとする見解も存在しています。

